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極・神居祭申し込みます!サークルカットです 

こんにちは。S.A.村井です。

サークルカット描きました
kamuikkteikokucc2.jpg

影狼ちゃんがお風呂で頭を洗ってもらってますねえ…

まだまだ本編は東谷君が書き起こし中ですが、なかなかいい感じになってきました。
8月末のイベントを考えると実は結構時間ないんですね。

私、エロ挿絵とかエロ表紙とか初めてなので、とてもたのしみです。


待ってろ札幌!必ず避暑しに行くからな!

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例大祭情報 

こんにちは。S.A.村井です

例大祭11、もう明後日に迫りました!

新刊の情報
『BAR地霊殿 浮草の夢』
今度は小野塚小町がBAR地霊殿を訪れます。さとりが切り盛りする場末の酒場で小町は何を思うのか…
まったりシリアス異空間東方です
見本1_2

BAR地霊殿は2年前に一冊出しているのですが…(誰も覚えてない…)。さらにその前のコピ本を合わせて三冊目絵になります。

既刊情報
『BAR地霊殿 真紅の心臓』
『時代親父とカミナリ娘』前・後編
 (※前編は残り少ないので、少しだけコピー本として再販する予定です)

スペースはた54bです
では、当日お待ちしております。
みなさん良い例大祭を!

例大祭11ですよ! 

例大祭11ですね、あずまやです。

え? なんで今まで更新なかったのって? いやぁ原稿頑張ってたから仕方ないね(暴言)



というわけで、K.K帝國、博麗神社例大祭11にサークルとして参加させて頂きます。

スペースは「た54b」です。

今回は、漫画新刊1冊、小説新刊1冊の計2新刊、そのほかに既刊が数種類出ます。



わたしは相変わらず小説で、しかも今回はメインではないので好き勝手やらせていただきました。

漫画本は明日村井さんが発信してくださると思うので、今日は小説の、それもサブであるわたしのものから宣伝を。



表紙↓ 本タイトル:地獄極楽メディテイション

地獄カバー見本3

の後半、というか後ろちょっとだけです。



本文サンプル ↓


題:鏡の少女


ぼんやりと頬杖をついている。
机の上にウイスキーボトルが倒れている。
ほとんど空になっている胴体へと、テーブルの上にこぼれていた琥珀がふるえながら帰っていった。
目の前に立ち込めるアルコールの匂いが、わたしを部屋へと溶かしていく。
「くだらない」
わたしはゆっくりと顔を上げて、こいし、と小さく彼女の名を呼んだ。
そして誰もひらこうとしない扉を見つめる。
ぼんやりと暗がりの中に浮かんでは消えるわたしに似た顔に、少しでも触れてしまえば炸裂するホウセンカを重ね合わせた。
……思えば、少し前までのわたしは浮かれすぎていたのかもしれない。
鏡に映る自分がいつもより綺麗に見えた。
ラベンダーのような淡い紫の髪がふわふわと軽くなった。
溶けた脳ごと地上へ飛んでいってしまいそうだった。
この地底でじっとしていることのあまりの退屈ささえも、胸の高鳴りに変わった。
そう、きっとわたしは、浮かれすぎていた。昨日の晩から。

食事の用意は疲れる。茹でたり炒めたり、適当なところで洗いものをして……けれど、美味しいと言ってくれる可愛いペットがいれば、作るのは苦労しない。本当に大変なのは片付けだ。
よし、の掛け声とともに最後の皿の乾拭きを終えて、わたしは自分の部屋に帰ろうとしていた。
「さーとりーさまっ!」
お空だ。底抜けに明るい声が廊下の壁に反射して、全方向からわたしを包み込む。
どうしたの。
わたしはそれだけ返して、足を止めた。
「さとりさま、きいてくださいよっ!」
「だからどうしたのよ」
らちが明かない。彼女はいつもこれなのだ。困惑して振り返る。
幸せそうな顔をしている。口の周りとみぞおちの少し下にボロネーゼのとびはねが光っていた。
「あなた……」
「へ?」



本文サンプル ↑ ここまで



というわけで、相変わらずネクラなわたしをまんま反映した何かが出来上がりました。

沢庵さんの書いたものは、後日沢庵さんから何か連絡があると思いますので、そちらも是非ご確認下さい。



わたしは仕事上がりに全力で東京に向かいます(札幌から前日深夜入り)。

会場でお待ちいたしておりますよ。「た54b」です。よろしくお願いします。



記:あずまや

紅楼夢9のお知らせです 

こんにちは。S.A.村井です。

紅楼夢の告知です(明日ですが…)。

スペースは 「ヌー21b K.K帝國」にて
新刊「時代親父とカミナリ娘 後編」出します!
 hyousisample

前編にではあまり活躍のなかった衣玖さんが激おこハイテンションで大暴れしますよ!

前編も持って行きますので、一緒にどうぞ。前後編商法サーセン
pixivにサンプル置いてます→ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39050368
始めての紅楼夢です!サークル一同お待ちしています!

沢庵のカティングシートはあるのでしょうか…? 私も知りません…

真・東方神居祭に参加します! 

サークルスペースは「え-16」、なんと端っこいただきました!


今回出させていただくものは既刊いくつかと新刊小説一冊です。

漫画は既刊のみになりますが、それでも一番新しいものはこの前の例大祭に向けて作られたものですよ。

まだ御覧になっていない方は、是非お立ち寄り下さい。


新刊小説のタイトルは「にとりVSメカにとり」です。

お察しの通り、にとり本です。

あと、全体的に軽めに仕上げてあります。

バトルもの、メカものはやっぱり難しかったですが、色々な方のお陰でちゃんと形になりました! ありがとう!



↓サンプル

にとりVSメカにとり表紙

 重たい鉄の扉がひらく鈍くて冷たい音がする。ひんやりと乾いた空気が室内から一目散に逃げ出していった。入れ替わるように、人型の影がアクリルの床にぼうっと浮かび上がる。それはゆっくりと闇に溶けると、痺れるような音と一緒に消えた。
「にとりちゃん?」
打ちっぱなしのコンクリートで作られた壁には、初夏の訪れを感じさせない陰気な汗の染みが浮いている。
「んもう、電気も点けないで……」
鍵山雛は渋い顔をした。それもそのはず、彼女は今日、この研究所兼自宅の主である河城にとりに呼ばれてここまで来ているのだ。本人がいないとなれば、温厚な彼女でも素直に笑って許せはしない。
「……いる、よね? ……へへ……」
わざと大きな声を出してみる。何かがおかしいような気がして、不安だ。にとりは他人を騙したりするような妖怪ではない。どちらかと言えば正直すぎて損をすることだってあるくらいだ。だからこそ、雛は不安に思う。自分が間違えているかも知れない、実は待ち合わせが今日ではなくて昨日だったら、と。高鳴りが張り詰めて部屋中にこだましたとき、研究室の一番奥で何かが動いたように見えた。
「にとり、ちゃん?」
ラボの中はどうやったって暗い。灯りがなくては日中だって何も見えないほどだ。幾つかの機材に電源が入っているらしく、そのランプの点滅だけがホタルのようにゆらめいて、はかなく雛を導いている。
「……返事してー?」
さらに一歩、前へと進み出る。もう帰りたい。彼女はそう思った。仮に彼女との約束が今日だったとしても、家の前にいればいずれ気付いてもらえるだろう。帰ってしまったとしても、明日また、彼女がいるタイミングでここに来ればいい。
「いないなら、帰るよー?」
雛がそう大きな声で告げる。その刹那、彼女の数メートル先で何かが急にまばゆく光り始めた。
「まぶっ……!」
赤い警報灯が暗がりに慣れ始めていた彼女の目に突き刺さる。加えて警告音も鳴りだした。今度は耳を襲う。うわんうわんと不快な重低の不協和音が建物を揺らさんばかりに響き渡る。雛は思わず耳を押さえてうずくまった。
「な、なんなのよこれ!」
「ホカクします」
ざらざらとした無機質な声がした。それは闇の向こうから、同じことばを素早く繰り返しながら迫ってくる。
「え、え?」
雛はそれに動揺を隠し切れず、情けない声を漏らして尻餅をついた。
「ホカクします」
静かに、それでいてはっきりとエンジン音が聞こえる。
「ホカクします」
パトランプがだんだんと大きくなっていく。
「ホカクします」
カリカリと音を立てて、得体の知れないものが彼女に迫ってくる。
「ホカクします」
「い、いやー! 助けて、にとりちゃーん!!」
「そこまで!」
 ぱちん、と柔らかい音がする。同時に部屋の明かりがともる。
「え、に、にとりちゃん?」
雛の目の前には、河城にとりが立っている。
「……にとり、ちゃん?」
彼女の驚きは、徐々に疑問に変化していく。
「じゃ、ない……?」
彼女の視線の先にいた「河城にとり」は、目鼻立ちは確かに似ている。ただ、異常に伸びた腕が今にも雛の首を捕まえようとしているのは、明らかににとりのとる行動ではない。それに、目から光が失われてしまっている。乾燥して鈍っているのか、あるいは度重なる徹夜、工作のし過ぎで瞳まで充血してしまったのだろうか。服もなんだかメタリックな印象を受ける。蛍光管の放つ光を反射してみせていた。
「……だれ、あなた」
雛はゆっくりと立ち上がると、対峙したそれのだらりと彼女の方へ伸びている腕を払いのけた。
「ホカク」
「そこまでだってば」
にとりのようなものの影から、それによく似た何かが顔をのぞかせた。
「ひぃっ!」
「わたしだよ」
その影は思わず顔をしかめた雛に声を投げる。
「え、にと、り、ちゃん?」
その声はたしかに聞き覚えのある河童のものだ。
「え?」
彼女はその影を凝視する。
「二人?」
雛がそうしているように、にとりも彼女を見ている。
「驚いた?」

↑サンプル



文庫本サイズで120ページ足らずの短編です。

短編ですが、4万字まであと数百字だったので、ほぼ長編と言ってもいい(ごまかし)

表紙絵、挿絵はいずれもS.A村井氏に依頼しました。素敵な絵です。



繰り返しにはなりますが、

9月1日(日)、真・東方神居祭「え-16」K.K帝國で、新刊小説引っ提げてお待ちしております!

是非お立ち寄り下さい。

記:東谷



追伸:ここ一年くらい名前表記ぶれを起こしていますが、これからは「東谷蓮治」で通そうと思います。いままでのものをわざわざ直すつもりもありませんが、これからは、ということで、一つよろしくお願いいたします。

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