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例大祭11ですよ! 

例大祭11ですね、あずまやです。

え? なんで今まで更新なかったのって? いやぁ原稿頑張ってたから仕方ないね(暴言)



というわけで、K.K帝國、博麗神社例大祭11にサークルとして参加させて頂きます。

スペースは「た54b」です。

今回は、漫画新刊1冊、小説新刊1冊の計2新刊、そのほかに既刊が数種類出ます。



わたしは相変わらず小説で、しかも今回はメインではないので好き勝手やらせていただきました。

漫画本は明日村井さんが発信してくださると思うので、今日は小説の、それもサブであるわたしのものから宣伝を。



表紙↓ 本タイトル:地獄極楽メディテイション

地獄カバー見本3

の後半、というか後ろちょっとだけです。



本文サンプル ↓


題:鏡の少女


ぼんやりと頬杖をついている。
机の上にウイスキーボトルが倒れている。
ほとんど空になっている胴体へと、テーブルの上にこぼれていた琥珀がふるえながら帰っていった。
目の前に立ち込めるアルコールの匂いが、わたしを部屋へと溶かしていく。
「くだらない」
わたしはゆっくりと顔を上げて、こいし、と小さく彼女の名を呼んだ。
そして誰もひらこうとしない扉を見つめる。
ぼんやりと暗がりの中に浮かんでは消えるわたしに似た顔に、少しでも触れてしまえば炸裂するホウセンカを重ね合わせた。
……思えば、少し前までのわたしは浮かれすぎていたのかもしれない。
鏡に映る自分がいつもより綺麗に見えた。
ラベンダーのような淡い紫の髪がふわふわと軽くなった。
溶けた脳ごと地上へ飛んでいってしまいそうだった。
この地底でじっとしていることのあまりの退屈ささえも、胸の高鳴りに変わった。
そう、きっとわたしは、浮かれすぎていた。昨日の晩から。

食事の用意は疲れる。茹でたり炒めたり、適当なところで洗いものをして……けれど、美味しいと言ってくれる可愛いペットがいれば、作るのは苦労しない。本当に大変なのは片付けだ。
よし、の掛け声とともに最後の皿の乾拭きを終えて、わたしは自分の部屋に帰ろうとしていた。
「さーとりーさまっ!」
お空だ。底抜けに明るい声が廊下の壁に反射して、全方向からわたしを包み込む。
どうしたの。
わたしはそれだけ返して、足を止めた。
「さとりさま、きいてくださいよっ!」
「だからどうしたのよ」
らちが明かない。彼女はいつもこれなのだ。困惑して振り返る。
幸せそうな顔をしている。口の周りとみぞおちの少し下にボロネーゼのとびはねが光っていた。
「あなた……」
「へ?」



本文サンプル ↑ ここまで



というわけで、相変わらずネクラなわたしをまんま反映した何かが出来上がりました。

沢庵さんの書いたものは、後日沢庵さんから何か連絡があると思いますので、そちらも是非ご確認下さい。



わたしは仕事上がりに全力で東京に向かいます(札幌から前日深夜入り)。

会場でお待ちいたしておりますよ。「た54b」です。よろしくお願いします。



記:あずまや

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